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最新放送機器あれこれ。

年末押し迫る今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
タダでさえ忙しいのに、何を血迷ったか、挑発に乗って野田首相は衆議院解散を決行しましたが…
勝算があるとはとても思えないんですけどね。

というワケで、本題。
最新放送機器などなどを紹介してみます。

まず初めに。
加賀ハイテックが、InterBEE向けに「デジタル防災ラジオ」を試作したそうで。

デモ映像…【Inter BEE 2012】V-Lowマルチメディア次世代ラジオ推進グループ(#8206)新サービス デジタル防災ラジオをデモ

試作機の大きさは「横17cm、高さ11.3cm、奥行き4.7cm」で、重量は約400g(乾電池除く)。
AC電源、内蔵電池、乾電池の3電源方式で、内蔵電池使用時で2時間受信可能。更に大型液晶パネル搭載との事ですが…

正直、2時間程度ではあまりに「電池の持ちが悪い」としか言いようがありません。
改善ポイントの一つでしょう。

続いて「臨時災害放送局用FM装置」。
臨時災害放送局用FM装置受注開始のお知らせ -八木アンテナ

プレスリリースによると、「専門の設置工事を必要とせずスピーディな運用が開始できる装置構成となっている」そうで、「臨時災害放送局が運用開始するための必要な装備がセットされている」との事。

セット内容は…

  • 送信機

  • 送信アンテナ

  • 組み立てマスト(8m)

  • マイクロフォン2本

  • ヘッドフォン

  • CDプレーヤー

  • 音声ミキサ

  • 同軸ケーブル30m

また、「送信機の電源はAC100V仕様、市販の発電機や無停電電源装置(UPS)等の非常用電源により稼動が可能」との事です。

この一式があれば直ちに開局出来るそうなので、防災目的として1台あると役に立ちそうです(もちろん開局には総務省の許可が必要です)。

そして、mobilestudioII(モバイルスタジオ2)。
これについては別館のほうで「販売開始」という記事を書きましたが、デモ機を試聴したところ、初代と比べて明らかに高音質になっています。

加えて、「800MHz帯のFOMAプラスエリア」にも対応との事であり、ドコモのエリアマップでオレンジ色になっている、山間部などで多く見られる地域や、都市部でのビル陰対策地域など、従来では電波が届きにくかった場所からの中継などに威力を発揮しそうです。

今まで電波状態が悪いから中継は止めとこう、と躊躇していた場所からも中継できるようになる…かも。

ますます進化する放送機器。
使ってみたいような気もするけど、「臨時災害放送局用FM装置」はなるべく稼働しないで欲しい、とも思ってみたり。

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    take2-chances * デジタル放送など。 * 00:56 * comments(0) * - * -

    NHKネットラジオ「らじる★らじる」を試してみる。

    9月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょう?
    東日本大震災から間もなく半年であり、また、近畿地方を中心とした台風での災害と、天変地異が続く今日この頃です。
    被災お見舞い申し上げるとともに、身近な災害の危険について充分過ぎるほど気をつけましょう。

    さて、本題。
    先日も書きましたが、2011年9月1日にNHKネットラジオ「らじる★らじる」がスタートしました。
    というワケで、早速試してみました。


    (画像…「らじる★らじる」のトップページ)


    説明によると、「NHKラジオ第1、ラジオ第2、FMの番組を、インターネットを通じて放送と同時に提供するサービス」だそうで、「山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国電波混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅の全国的普及など、ラジオ放送が聴取しにくい状況の改善を目的としている」との事です。

    また、「2013年度末まで試行し、改善効果を検証する」そうなので、約2年半の試験配信を行って本配信を始めるかを検討する、という事なのでしょう。

    ちなみにサービスエリアは日本国内のみで、配信内容は「全国向け共通番組」。全国向け共通番組を放送していない時は、ラジオ第1が「関東広域放送」、FMが「東京都域放送」を配信するそうです。


    (画像…「らじる★らじる」Flash版プレーヤー)


    トップページにある「R1/R2/FM」のいずれかをクリックすると、初期状態ではFlash版プレーヤーが表示されます。
    インストールされているFlash Playerのバージョンが非対応(推奨バージョンは配信開始時点でAdobe Flash Player 10.1.102.64)、またはインストールされていないと、「Flash Playerをインストールして下さい」という画面とともに、「Windows Media Playerでもお聞きいただけます」というリンクが表示されます。


    (画像…「らじる★らじる」Windows Media Player版プレーヤー)


    WMPへのリンクをクリックすると、WMP版プレーヤーが表示されます。

    どちらも大差ないので、お好みでご利用下さい…と言いたいところですが、対応バージョンのFlash Playerがインストールされていると、有無を言わさずFlash版になるので、WMP版プレーヤーへのリンクを貼っておきます。

    音質も安定していますので、特に何があるというワケではありませんが、送信所から遠くてノイズが多いとか、PCで録音したい…なんていう場合には活躍するかもしれません。

    「RADIKO RECORDER」みたいなソフトが出ると、より便利に使えるのですが…。

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      take2-chances * デジタル放送など。 * 02:20 * comments(2) * - * -

      NHKネットラジオ「らじる★らじる」、9月から開始。

      菅総理が退陣表明し、民主党代表が野田佳彦氏に決まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょう?
      何でこう、民主党って人選が下手くそなんでしょうねぇ。
      「ここぞの時の隠し球」くらい準備しておいても良いのでは?な〜んて。
      いずれにしても、増税路線は間違い無しのようです。
      足りなくなったら増税、と知恵も使わず呆れる限りですが。

      前置きが長くなりましたが、本題。
      以前、NHK、IPサイマルラジオに参入。と書きましたが、2011年9月1日からNHKラジオがインターネット再配信を始めるそうで。

      9月1日からNHKラジオがネットで聴けます!「NHKネットラジオ らじる★らじる」のお知らせ -NHKラジオ第1ブログ

      同ブログによると、「9月1日から、お持ちのパソコンでラジオの放送を聴くことができるようになります」との事で、「10月からはスマートフォンのサービスも始める予定」だそうです。

      残念ながら、今のところ直前に発表される公式な資料は出ていない模様ですが、NHKネットラジオの配信サイトによると、2011年9月1日10時55分から「らじる★らじる スタート特別番組」をラジオ第1で放送した後、同11時から配信開始するとの事です。

      なお、「『日本国内限定サービス』(IPアドレスで判断)で、全国向け共通番組を再配信。権利上の理由等により配信されない番組もある」そうです。

      民放よりもだいぶ遅れての開始ですが、日本全国あまねく受信できる(とされている)NHKラジオの番組。
      ローカル放送を削減し、全国放送を基本にするなど、ラジオに対する予算を減らし続けているNHKですが、未だラジオ送信所整備の見込みも無い地域をどのようにしていくのでしょうか?

      radikoのところでも書きましたが、あくまでネット配信は「地上波を補完するツール」です。
      NHKの皆様は、どのような認識なのか気になるところです。

      さてさて、どの程度の利用者があるのでしょうか?

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        take2-chances * デジタル放送など。 * 01:50 * comments(0) * - * -

        一部地域で完全地デジ化延期へ。

        南東北で大きな余震が連発している今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょう?
        タダでさえ福島第1原発が良からぬ状態だというのに、大きな余震で被害が広がりやしないか…

        もっとも、東京電力は杜撰な災害対策と「安全神話」に守られた、薄っぺらな安全の下で原発を運用し、代々政権に居座っていた自民党、放置していた現民主党政権と政府も追認していたのですから、本当に呆れるばかりです。

        原発の話はこの辺にして、本題。
        どうやら、東北3県の地上デジタルテレビ放送の完全実施が延期されるそうで…

        東日本大震災:地デジ移行3県延期へ 総務省
        地デジ:被災3県の移行延期 「普及に手が回らない」と -毎日新聞

        上記の記事によると、「総務省は2011年4月8日、東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県に対して、7月24日の地上デジタル放送への完全移行を延期する方向で調整に入った」そうで、「全国一斉での移行にこだわれば、テレビを視聴できなくなる人が出てくるのが避けられないため」との事。
        期間延長は「半年から1年程度の延期が有力」なんだそうです。

        また、災害の影響でアンテナが壊れたり、ケーブルテレビ局が被災したりするなどの影響で地上波テレビを視聴できない世帯・施設向けに「地デジ難視対策衛星放送を半年間開放する」との事です。

        東日本大震災:被災地は衛星放送で地デジ視聴可能に -毎日新聞

        当然ながら、この衛星再送信はBSデジタル放送が受信可能な状態にしていないといけない上に、東京キー局の放送しか受信出来ないため、地元の情報が殆ど流れませんし、東京地方では概ね通常放送に戻っているので、正直NHK総合テレビ以外は意味が無さそうです。
        (肝心のBSデジタル放送は、NHKを含めて全チャンネルが報道とはほぼ無縁です…苦笑)

        むしろ、CSのTBSニュースバード日テレNEWS24朝日ニュースターなどの報道チャンネルを開放してもらったほうが有り難いと思います。
        やろうとしないのは、110度CS放送のほうで見られるから…という理由なのでしょうが。

        いずれにしても、特定の地域だけで完全地デジ化が延期されるのは間違いないようです。
        今回の場合は災害が原因ですから、素直に喜ぶ訳にもいかないんですけど…ね。
        もちろん、被災地以外にもデジタルテレビ中継局が未だ出来ていない地域も多いですから、工事業者に被災地での放送設備再建をがんばってもらうためにも、全国一律で延期すべきかと思います。

        地上デジタル放送:難視聴問題 117カ所2361世帯の対策定まらず /和歌山 -毎日新聞

        記事によると、「和歌山県内の15市町88カ所、計1,993世帯は最終的に各世帯で対応せざるを得ない」。

        結局は、国策なのに住民に丸投げして「自己責任」を強いるという、トンデモ方式がまかり通る事になりかねません。
        ドサクサ紛れで不要不急の完全地上デジタルテレビ化には反対します。

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          take2-chances * デジタル放送など。 * 21:21 * comments(2) * - * -

          アナログテレビ放送、終了まで半年?

          相も変わらず、政治の世界では猿芝居レベルの議論しか行われていない残念な今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょう?
          のらりくらりと政党を移動している政治家を大臣にしちゃう菅首相の民主党もどうかと思いますが、ビックリする程存在感のない谷垣総裁の自民党もどうかと思います。

          国民の生活が破綻しそうなのに、自己中心的かつ身内に関する議論しかできない政党・政治家にはご退場頂くとして、さて本題。
          こっちも政治的ではありますが…(笑)

          2011年1月24日、アナログテレビ放送終了まで半年を切ったと大騒ぎしていますが、こんな記事が。

          地デジ:移行あと半年…20万人規模で声かけ運動 -毎日新聞

          記事によると、「“最終行動計画”は、民生委員や自治体職員ら20万人規模のボランティアによる身近な高齢者への声かけ運動が核になる」との事で、「サイレント層に接触して対応状況を確認しデジサポによる戸別訪問につなげる」そうですが…。

          確かに、よく分からない、面倒だからと積極的に行わない「サイレント層」も一定の割合いると思いますが、「家計が苦しくてテレビやチューナーを購入出来ない」、「アンテナや共聴施設に関するトラブルにより受信出来ない」、「共聴設備管理者からケーブルテレビ加入を強制されている」、あるいは「余計な出費をするくらいならテレビは要らない」という層も少なからず存在します。

          地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査の結果」にも一定の割合で出ている通り、行政から声かけされても「物理的な理由」で導入出来ない世帯も多いでしょう。

          実際のところ、「最終行動計画」は単なる広報活動であり、地デジ移行は百も承知、という世帯に対しては何の効果もありませんし、チューナーを配布してもらえる訳でも、アンテナ工事費を肩代わりしてくれる訳でもありません。
          測定して、直接受信可能な地域なら「自分で取り付けて下さい」というのが原則ですから…ね。

          難視聴世帯に対しては、暫定的に衛星放送経由で見られるようにはなりますが。

          直接受信が可能な世帯に対して、「自己責任」とばかりに一切の補助を認めず、「国が決めたから取り敢えずやって下さい」では納得してもらえないと思うんですよね。
          (そもそも、勝手に国が決めた施策なのに何故「自己責任」なのか、理解に苦しみますが…苦笑)

          ワタクシも、行政から声を掛けられても迷惑ですし、補助を下さいと言っても自己負担原則論で突っぱねられるのが関の山です。
          何しろ、生活保護世帯でも住民税非課税でもありませんからねぇ。
          国が一方的に押しつけるのであれば、補助あるいは現物支給が当然ですし、それを怠って「さあ、早くやれ」では納得出来ません。

          残念ながら上記の記事では低所得世帯について触れられていませんが、「地デジ難民をゼロにできるのか道筋は見えていない」と締め括られている通り、本当に今の状態での完全移行は無理です。

          それでもやるのが菅政権であり、片山総務大臣も「延長はしない」と明言している通り、大企業には減税して大部分の国民に負担を強いるトンデモ政権は、国民の事など何も考えていないのですから、冒頭でも述べました通り、地デジも要らなければ、菅政権も不要です。

          誰のために政治をやっているのか、本当によく分かりませんね。

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            take2-chances * デジタル放送など。 * 02:11 * comments(0) * - * -

            地デジがテレビをダメにした。

            2011年も、10日が過ぎても何も変わる気配がありませんが、皆様いかがお過ごしでしょう?
            マニフェストも公約も結局言葉遊びと言っているようなモノで、「やるやる詐欺」が頻発している菅総理には、潔く総理を諦めてもらいましょう(笑)

            さて、本題。

            盛んにマスコミは「今年でアナログテレビが終わります」と喧伝していますが、果たして本当に7月24日で終わるのでしょうか?
            官僚追従の「官」政権にとって、アナログテレビ放送終了以外の選択肢はあり得ないでしょう。
            e-Japan戦略」として官僚主導で始まったデジタル放送推進とアナログテレビ放送の終了はセットになっているため、政府と官僚が結託して「何が何でも終わらせようという魂胆」なのです。

            東京新聞には「地デジがやってきた 現場の周辺」と題した4回シリーズの記事が掲載されていますが、「こういう出来事が起こってます」程度の触れ方しかされていない、何とも違和感のある記事になっています。

            [上] メーク、美術の苦闘
            [中] データ放送、双方向
            [下] アナログ魂
            [番外] 近未来のテレビ

            つまり、大手メディアは政府に楯突く事を嫌うあまり、絶対に「地デジは要らない」と書けない上に、「2011年7月24日でアナログテレビは終わる」と盛んにアピールしているのです。

            意地でも私は、薄型デジタルテレビなんか絶対に、ぜ〜ったいに買いませんから政府の皆さんご承知置きを。
            電器屋さんでたま〜に見ますが、スポーツなどの激しい画になればなるほど、液晶は動きについていく事が出来てないので疲れます。
            特に、番組のエンドロールみたいに流れる場面では、何が書いてあるかよく分かりません。
            しかも、デジタル特有の「圧縮痕」までくっきり映りますし…ね(爆)

            要は、高画質テレビを買ってもダメだし、安い液晶ではもっとダメだし…と、良い事などありゃしません。
            とりあえず、置き場所がコンパクトになるくらいでしょうか?

            地上波テレビに高画質を求めませんし、当然ですが地デジになったからって番組の質は上がりません。
            高画質は衛星放送でやれば充分です。

            データ放送も、ネットかケータイで見れば充分な内容です。
            双方向性も、クイズかアンケートに使われるくらいが関の山です。
            一番のウリであるマルチ編成も、放送局側の予算が無いため出来ず終い。やった所で所詮は自局の食い合いですから、儲けは出ません。

            テレビをダメにしたのは、不要不急で高額な投資をテレビ局に強いた挙げ句、期限を切ってまで無理矢理推進している政府と役人なのです。
            もちろん、「ラジオの回」でも書きました通り、テレビも「無難になりすぎて、エキサイトな番組構成が自主規制によって無くなっている」部分が大変大きいと思います。

            しかし、根本的な原因はデジタル関連費用に投資しすぎて制作費の予算が無くなり、収入を上げようとスポンサーの顔色を窺うようになって番組が無難になったのであり、ネットに押されたとか、メディア不況とか、いろいろ言われていますが、もしかすると官主導のメディア潰しだったのでしょう。

            地元の資産家が口車に乗せられて自民党の広告媒体と政府の代弁者となり続け、終いには官主導で用済みと捨てられるメディア…という運命が設定されていたとしたら、官僚は天才なのかもしれません。

            実は「テレビ不要論」こそが、官僚の思うツボと勘ぐってしまうのは私だけ?
            いずれにしても、アナログテレビ放送を終わらせる理由は全くありません。

            大本営発表は普及率9割
            な〜んて政府はデタラメ言ってますが、根拠のある数字を一刻も早く公表して欲しいモノです。

            本当のところはどうなんですか?お役人の皆さん。

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              take2-chances * デジタル放送など。 * 00:00 * comments(0) * - * -

              大本営発表は普及率9割。

              もう11月も終わりになりますが、皆様いかがお過ごしでしょう?
              さて、本題。

              今回も半期に一度の恒例、「地上デジタル放送の普及率」ですが…
              とりあえず、普及率が9割を超えたらしいです。

              地上デジタル放送:普及率90.3% 地域・収入で格差──9月末 -毎日新聞

              記事によると、「総務省が発表した、2010年9月末時点の地上デジタル放送対応受信機の世帯普及率は、前回発表時(2010年3月末時点)より6.5ポイント上昇して90.3%となり、初めて9割を超えた」そうで、「政府目標の91%を下回ったが、“誤差の範囲。普及はおおむね順調(総務省)”と評価、地デジ完全移行のスケジュールに変更はない」との事です。

              ちなみに前回の数値は83.8%でした。

              今回の地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査の結果によると、

              地上デジタルテレビ放送の認知度…97.9%(97.7%)
              地上デジタルテレビ放送対応受信機の保有率…90.3%(83.8%)
              (うち、地上デジタル放送受信不可の世帯…4.3%(5.3%))

              対応予定未定、または対応なし世帯…1.8%(3.7%)
              対応予定未定世帯→経済的に地上デジタルに対応する余裕がない…44.8%(40.3%)
              対応なし世帯→これを機会にテレビは見ない…25.9%(32.6%)

              *( )内は前回調査

              全体的な数値は未対応世帯が減少していますが、経済的に厳しい世帯では「余裕がない」が増加しています。
              民主党政権も、自民党と同じく「低所得者に優しくない」施策を推進する方向だそうですので、今後も低所得者に対しての優遇策は期待出来ません。

              ところで。
              サンプル調査ですから、実数を取ると「本当の数値」がどの程度なのか気になります。

              まず「RDD法」という「固定電話がない世帯、外出が多い世帯等は対象外」という時点で操作されている上に、各都道府県で(人口に応じて)平均200〜300サンプル程度で実数を把握しようとしているのですから、統計上は正しくても実態と大きくかけ離れている可能性も否定出来ません。

              どこか1市町村で良いから、「全世帯調査」とかしないんですかねぇ。
              もちろん、既に停波している石川県珠洲市はダメです(笑)

              所詮、テレビ局の「内閣支持率調査」程度の精度しかない統計データを信用しろ、というのが無茶苦茶な話ですが。。。

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                take2-chances * デジタル放送など。 * 01:25 * comments(2) * - * -
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