2012年1月8日のTwitterをまとめました。
一部加筆修正しましたので
http://twitter.com/t2cjpでご覧になった方も再度ご覧頂ければ幸いです。
★「
FM局の盛衰」を読んでの感想です。
J-WAVEなどの新興局が出来た頃は、まさに音楽の過渡期。レコードからCDに移行し、わざわざエアチェックしなくてもCDが手軽に入手出来るようになった、という事が大きいのでは。(00:36)
FM雑誌の衰退はクロスフェードや生放送が増えて「エアチェックできなくなった」というより、エアチェックしなくても手軽に高音質で音楽を入手出来るようになったのだから、わざわざ音楽番組をエアチェックする必要が無くなった、というのが正しいのでは。(00:38)
余談。個人的感想を元に言うなら、レンタル店で好きな音楽が格安でダビング出来るようになり、NHK-FMの音楽番組をエアチェックする必要が無くなりました。
一時期レンタルしまくってMDやらテープやらにダビングしてたなぁ、と回想。(あくまで私的利用)(00:43)
ラジオ業界と音楽業界の関係は蜜月。しかし、1曲○円で流します、みたいな事をやっている限り、ラジオ局の流す音楽は信用されなくなって当然かと思います。
やはり、番組担当が自信を持って選曲して紹介する事にこそ、ラジオ局が音楽を流す意義が感じられるし、ヒット曲が生まれる素地が出来るのでは?(00:49)
(
*補足…「○○推薦」というパターンの場合が「有料On Air」の可能性があります。CMの代替としてOn Airされている事もよくあります。
また、On Airされている全ての楽曲が「有料On Air」では無いので誤解無く。曲や番組の姿勢にもよりますが、「有料On Air」はごく一部です。)
目先の利益ばかりを求めて、レコード会社先行の「売りたい欲求」に応えてばかりでは飽きられてしまいます。
放送局イチオシ、という看板の裏にゼニが動いていると知られてしまったら興ざめするし、そういう物かと思ってリスナーに扱われてしまいます。
「飽きられた手法」でヒット曲を生む時代は終わった、と言えます。(00:53)
(例えば→
音楽界も二世が続々! エイベックスが画策中のあの大物アーティストの娘 -
サイゾーウーマン)
実例を挙げるのはファンの方に悪いので伏せますが、未だ売上CDの枚数に拘り、1枚でも多く売ろうとする手法に飽きているのでは、と感じます。
ちなみに私が個人的に買うCDの枚数はオリコンにもAmazonにもカウントされない。最も原理的で合法的な手段、「直販」…笑(00:58)
(
アーティストさんから直で買うと、当然ながら各種ランキングにカウントされません。
各地のCD店やショッピングモールなどで行っている「営業」が一番収益が良く、一番売れる。これ本当の話。)
片一方でデジタルを推奨し、片一方でデジタルを締め出す。radikoのやっている事はよく分かりません。
電波をパケットに置き換えただけで、一切の「スピルオーバー」を認めないという不自由さをユーザが是認するとは思えません。
今の日本と同じく、目前のニンジンに振り動かされ過ぎでは。(01:08)
現在の枠組みでは商売する側が主導するのでは無く、客側が主導権を持っていると思います。
短期的利益を求めて客の従うように右往左往するのではあまりに不健全だし、利益を食いつぶすだけ。
客の意向をある程度受け入れつつ、自らの「身の振り方」を考えるべきでは?もちろん規制一辺倒ではユーザは興味を削がれてしまいます。(01:12)
まとめ。売る側も買う側も流れに任せるのでは無く、「自らの主張」が必要。
利益ばかりを追求して、客の言う事に従うだけでは良くないし、客に対しての一方的な押しつけも良くない。
ユーザの要望も受け入れつつ、制作側の聴いてもらいたい物を紹介する。このバランスが大事ではないでしょうか。(01:22)